【レビュー】Knights & Guns(ナイツアンドガンズ)(switch)

発売日：2021年9月9日
プラットフォーム：switch
希望価格：￥1,699(税込)：セールにて￥200で購入
プレイヤー人数：1～2人/ローカルマルチプレイ
容量：3.1GB
IARC：7歳以上

・追加コンテンツ
┗Knights & Guns 拡張パック #1：￥340：3MB

一言で言うと、一画面式の縦撃ちのみのシューティングゲームです。
似ているゲームと言えば、スーパーパンやNAM1975あたりです。

つまり、過去にはちょこちょこと出ていたタイプのゲームですが、最近はめっきり見かけなくなったタイプ、ということになります。

で、私がこのタイプを過去に遊んだことがあったという懐かしさと二人プレイができるということでローカルで気楽に楽しんでみよう！というのが購入動機です！

セールで200円ですしね。
ゲーセンで2回遊んだら、もう同じですから、つい手も出ます！

一画面式の縦撃ちのみのシューティングゲームと言って、先ほどの類似ゲームを知っていれば、「あぁ、ああいう感じね」と分かってもらえると思うのですが、何しろ絶滅危惧種のようなシステムですので、わからない人も多いかと思います。

舞台は中世で騎士がいるような世界観なのですが、ちょっと場違いな「銃」が出てきます。この銃で敵と戦う、ということになります。

モンスターはかわいげのある洋風モンスターが多めです。
ただ、主人公はおっさん騎士です。洋ゲーあるある、といったところですね。

ちょっと風変わりなストーリーモードもありますので、まったりと楽しむにもよさそうですし、2人プレイでわいわいとやるのもよさそうです。

独特なグラフィックにこだわりがあるようで、オープニングではそのグラフィックを活かして、ストーリーをしっかりと伝えてきます。

その後は洋ゲー＆インディーゲーに多い、しっかりとしたチュートリアル。この辺を押さえておけば、大体のことは把握できます。

肝心のシューティング部分はというと、動きは軽快ながらもキャラの移動に若干の慣性があり、慣れが少々必要。銃は撃つだけでなく、リロードも必要でその辺りの管理も気を付けていくことになりそう。

ちょっと気になったのが、敵に弾がヒットした時の爽快感が若干薄いこと。
さらに大き目の敵は倒すと分裂していき、最小サイズになるとようやく消滅するのですが、小さくなってから消滅というのがさらに爽快感を抑えめにしてしまっている印象です。

とはいえ、序盤ですから、武器も弱いのかもしれませんので、このあたりはストーリーを進めていくと変わっていくかもしれないです。

第一印象としては、慣れてしまえば、じっくりと遊べそうなゲーム！という感じでした。

ちょっと気になる点と言えば、ライトなゲーム風に見えるのにロードが長めかな、と感じるところでしょうか。サクッと遊びたい時に少しだけテンポが悪いと感じるかもしれません。

・懐かしいタイプのシューティングがやりたいなら！
・ルールは単純なので、すぐに楽しめる！
・独特な雰囲気が好みにハマれば！テキストも面白め。
・ローカル2人プレイはシンプルに盛り上がれる。

・爽快感がすぐには味わえなさそう
・画面的に同じような風景が続くので、飽きやすそう
・坊主＋ひげのおっさんが主人公でよければ…

プレイ時間：1時間時点での評価

操作性：3.0
爽快感：2.5
ストーリー：3.5
音楽/SE：3
やり込み/コスパ：3.0(セールで250円以下なら買って損ナシ)
好みかどうか？：2.5

・こんな人におススメ
┗中世＋ガンアクションという組合せにピンと来た人
┗スーパーパン！となった人
┗洋ゲーに抵抗のない人

・ひとこと
┗2人プレイも楽しんでみました。
　ルールがシンプルなので、すぐに楽しめるのはよいところです。
　ちょっとした息抜きにはよさそうではあります。